小学生や中学生の頃「妊娠」や「出産」について、誰しも保健体育で学んだことでしょう。

しかし、大人になると、詳しい仕組みをすっかり忘れてしまっている方が多いのではないでしょうか?

「セックスをすることで妊娠する」というざっくりとした流れをすっかりわかっているものの、なぜセックスにより妊娠するのかを知らない。
仕組みを知らなくても、子供が授かることはできます。

でも、もしあなた方夫婦がこれから子供を授かりたいと考えのであれば、ぜひともちゃんと理解をして欲しいのです。
仕組みを知ることで体へのしっかりとした理解が深まり、結果的に妊娠への関心が高まります。

今一度、学生の時に気持ちに戻って、妊娠の仕組みをおさらいしましょう。

妊娠するまでを簡単に説明すると、女性側では卵巣から卵子が排卵され、卵管に向かいます。
同時に、男性側では精子が腔をとおって女性の体に入ると、こちらでも卵管へと移動します。

その卵管で卵子と精子は出会い、受精すると卵子は「受精卵」となります。

そして受精卵は細胞分裂をしながら卵管を通り子宮に向かいます。

細胞分裂を繰り返すことで受精卵は成長し、子宮内膜に着底することで「妊娠」の成立となります。

また受精から妊娠が成立するまで約1週間ほどの期間がかかります。
受精=妊娠と考えてしまっていた方は、そこにも驚かれるのではないでしょうか?

妊娠率ってどのくらい?

受精卵が子宮に着床することで「妊娠」が成立することは、お判りいただけと思います。

では精子が子宮に放出されたら間違い無く卵子と出会うことはできるのでしょうか?
実はそうではありません。

では卵子が卵巣から放出され、卵管で無事に精子と出会う準備はどのようにされるのでしょうか?

まず女性側について排卵がなければ妊娠はできません。
また、排卵された卵子は鮮度が高い、つまり排卵してすぐの状態の方が受精しやすいと言われています。
つまり排卵日から時期が経つにつれ妊娠しにくくなるということなのです。

次に男性側について、精子が女性の体の中で生きていられるのはおよそ3〜5日間です。
子宮に放出される精子の数は、数億にものぼります。
しかし、卵管に進めるのはその内たったの数百個の精子。
さらに卵子と受精できるのは、その中で基本的に1個だけという過酷なレースです。

多くの精子をとおって子宮に排出されると死んでしまい、卵子と出会うことができません。

また、精子には運動率があり、個人やその時の体調によって異なります。